【「一週間コンパス」で「着眼大局、着手小局」を実践できる】小学校教諭 山﨑敏哉様

小学校の教師である山﨑敏哉さんは、「7つの習慣」の考えを授業にも取り入れ、多くの成果を生み出されています。
山﨑さんは学生時代の時から塾でのアルバイト経験によって、「7つの習慣」には触れておられたそうですが、そのときは知識、考え方として知っているだけで実践するまでには至っていなかったそうです。その後、様々な学びの機会や出会いを通じて、伝えていくためには自ら実践することの大切さを痛感し、「7つの習慣」「フランクリン・プランナー」を生活に取り入れ、ご自身も生き方を大きく変えられました。そんな山﨑さんに、現在のプランナーの活用方法をお聞きしました。

「7つの習慣」は以前から知っていらっしゃったとお聞きしています。

学生時代から成功哲学に関心があり、様々な方の教育メソッドや手帳をつかったマネジメント手法などを自分なりに研究し、取り入れてきました。「日誌」の記録などは学生のころから始めて、今でも続けています。
そして渡邉先生(『7つの習慣 小学校実践記』著者 本コーナーにも登場)に出合い、「7つの習慣」を中心とした、渡邉先生が開催される勉強会に参加していました。勉強会で学んだことを実践し続け、さらには渡邉先生に私の勤務校の児童や保護者向けに「7つの習慣」についての授業、講演をしてもらう機会もいただきました。子供たちがどんどん変化していく姿を見て、「7つの習慣」は子供たちに大きな良い影響を与えることができると確信しました。

学生アルバイト時代にも、「7つの習慣」には触れる機会があり、知識としては知っていたのですが、実践しているとは言えない状態でした。ですから、子どもたちに「7つの習慣」について伝えるならば、自分自身が実践しなければならないと思い、渡邉先生が勧める「フランクリン・プランナー」を自分でも活用しながら「7つの習慣」を実践していこうと思いました。

私は、子どもたちには常に、「人」「モノ」「言葉」そして「時間」を大切にしようと伝えています。子どもたちに時間の大切さ、正しい時間の使い方を教えるわけですから、自分がきちんとできていないとだめですし、子どもたちに教える際にも、何より自分が実践しているエピソードなどを含めて伝えることができますから、子どもたちの理解度もまったく違います。

 

「7つの習慣」をどのようにフランクリン・プランナーで実践されているのですか?

私が「フランクリン・プランナー」でもっとも活用しているのは、なんといっても「一週間コンパス」です。
自分の果たすべき役割は、仕事だけではなく家族もあれば、兄弟もあれば、日本人としての役割もあります。子どもたちに貢献するという目的もあります。そして「自分自身」という役割もあるということに気づいたことは、大きなパラダイムシフトでした。
様々な役割を意識することで、役割と役割のバランスをとることができます。私たちの役割は決してひとつではなく、様々な役割と責任を担っています。このバランスによって、充実感が本当に変わります。

一週間コンパスを活用することで、エネルギーをどこに注ぐのかを考えますから、自分の行動に役割としての軸ができます。たとえば、今日も「家族の一員」「元勤務校の子供の元担任」「東京便教会(教師のトイレ掃除の会)代表」としての役割を認識したうえで計画していますから、朝に新宿駅周辺のゴミ拾い、そしてこのプランナーユーザーインタビュー、このあとは父の誕生会、そして子供の元担任だった保護者の方々との懇親会、といった予定を組んでいます。以前であれば「予定があるから行けない」などと簡単に断っていたのですが、今では「役割」を軸に考えていますから、その役割の責任を果たすタスクは自主的に取り組んでいます。
ボランティアも以前は単なる参加者でしたが、日本人として、社会に貢献する役割意識を持つことで、東京での活動を提案されたときに、進んで代表を引き受けさせていただきました。役割意識を持つことで、すべてにおいて主体的にものごとを考えることができるようになったと思います。

また、これらの役割は、それぞれの役割同士で、相乗効果が生まれます。
私ごとで恐縮ですが、以前に、知人から女性を紹介されました。これまででしたらお断りをしていたと思いますが、そのときは、「家族(息子)」として(結婚して親を安心させる)、「自分の刃を研ぐ」、「日本人」として(日本に貢献する)という役割意識を持っていましたので、断らずにお会いしました。意気投合することができ、現在お付き合いをさせていただいています(笑)。 

自分自身の役割を考え、計画することは、さらに重要なことです。
「自分自身の役割がある」という考え方は初めてでしたが、確かに、自分自身の刃を研ぐ活動がないと、人のせいにしてしまいがちです。自分の能力や人間関係を築く努力に対して向き合わないわけですから、自分の責任とは感じないわけです。「7つの習慣」で言う「影響の輪」の中のことに集中することが何よりも大切です。

スケジュールやタスクの計画はどのようにされているのですか?

毎日のタスク管理は「エバーノート」を使い、毎日の振り返りは日記的な使い方として、別のノートを使っています。ですから、フランクリン・プランナーでは、1週間の計画を重点的に行っています。
私たちは、平日は学校で授業を行っている時間が基本的に決まっていますので、1週間の計画は、バーティカルタイプを使って、仕事の時間(学校にいる時間)に青線を引き、緑色は自分の時間、赤枠は外部との予定というふうに色を変えて計画するようにしています。

頻繁に実施する(次も使う)タスクは、付箋を活用しています。付箋の色も「仕事は青」「自分の時間は緑」「外部との予定は赤」にして、予定の時間に貼り、達成したら実際にプランナーに内容を記入してその付箋はまた次週等の予定に移動します。
たとえば、この「ラン」と書いた付箋は、この日に走れば「ラン何キロ」と記入をして、翌日や翌々日に移動(計画)します。青の付箋は仕事です。教師には様々な提出物がありますので、1週間前などに余裕を持って計画するようにしています。

目標やビジョンはどのように管理されていますか?

私は「宝地図」(あるべき姿をグラフィカルに作成したもの)というものを作成しているのですが、ここでも7つのテーマ(役割)ごとにビジュアルにしています。
重要なのは、先にビジョンを描くことではないかと思います。ビジョンを描くことで、これらの役割として日々何を果たしていけばいいのかが明確になります。まさに、「7つの習慣」でいう、「第2の習慣 終わりを思い描くことから始める」ではないでしょうか。面白いことに、役割を実践していくことで、これらのビジョンも少しずつ変化していくこともあります。ビジョンが具体的になっているのかもしれません。

手帳は、普通は自分のスケジュールやタスクを管理していく、マネジメントの側面が強いツールだと思いますが、私の場合、マネジメントというよりもリーダーシップ(私自身を導いてくれる)の役割を持つツールだと感じています。
私は、「着眼大局、着手小局」という言葉が好きなのですが、フランクリン・プランナーは、まさにこの「大局」と「小局」をつなぐためのツールです。

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