【コラム】
第1回 すべてのものは二度つくられる

フランクリン・プランナーは、「7つの習慣」を実践するためのさまざまな工夫を施されています。そこで、フランクリン・プランナーで「7つの習慣」を実践するヒントを連載します。第1回は、何かを計画したりモノをつくる際に必要となる「第二の習慣 目的を持って始める」です。

●第一の創造と第二の創造

モノを作る前に設計図をつくることから始まる

すべてのものはまず頭の中で創造され、次に実際にかたちあるものとして創造されます。つまり、「こういうものをつくろう」「こんなふうにつくろう」「こんな仕上げを施そう」という具合に設計図をつくり(知的創造)、その後、設計図に従って実際につくることになります(物的創造)。知的創造が第一の創造であり、物的創造が第二の創造となります。「7つの習慣」の「第二の習慣 最終形を描いて始める」は、こうした「すべてのものは二度つくられる」という原則に基づいています。

これは形あるものをつくる場合を考えればよくわかります。いろいろなニーズに対し設計図が描かれ(第一の創造)、この作業がすべて終わるまでは製造(第二の創造)にとりかかることはありません。そうしなければ第二の物的創造において、想像していたものと違うものができ上がってしまうからです。

しかし、「すべてのものは二度つくられる」はモノを生産する場合だけではありません。ビジネスのあらゆるシーンで二度つくられているのです。そうしなければはしごを掛け違えてしまうのと同様、正しい目的に到達することはできません。

●ビジネスにおける第一の創造と第二の創造

計画してから実行する

ビジネスにおける第一の創造は、ビジョンを描き計画を立てることです。そのためには顧客ニーズを把握して提供すべき商品やサービスの内容を検討することが必要です。第二の創造は実際に行動しアウトプットを出すことであり、商品やサービスの発注書を書き顧客に提供することです。

顧客ニーズをきちんと把握しているかどうかで、顧客に満足してらえる仕事ができるかどうかが決まります。仕事がうまくいかない大半は、第一の創造の失敗にあります。

「すべてのものは二度つくられる」という原則は、ビジネスだけでなく生活のすべての場面に当てはまります。たとえば、旅行に行く前には目的地を決め、最適なルートを計画することでしょう。また、食事を作る前には献立を考え、スピーチするときは事前に原稿を用意するはずです。もちろん行き当たりばったりという態度もありますが、その場合は状況と運任せになり期待通りの結果を得られるとは限りません。

●第一の創造と第二の創造をサポートするフランクリン・プランナー

フランクリン・プランナーの「価値観/ミッション/目標」のフォーム

フランクリン・プランナーには、「すべてのものは二度つくられる」という原則を実践できるよう、ミッション・ステートメントを作成するための「価値観/ミッション/目標」を明らかにするフォームが用意されています。ミッション・ステートメントとは、あなたの行動規範となる信念やモットー、個人の憲法のようなものです。それは人生の構想図であり、人生という旅をするための地図とも言えるでしょう。

フランクリン・プランナーに用意されているフォームを活用して、あなたの行動の規範となるミッション・ステートメントを作成してみましょう。人生の目的を確認することで仕事を進めれば、はしごの掛け違いもなくなり、目的達成も確実になることでしょう。

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