第二の習慣:目的を持って始める(終わりを思い描くことから始める)
すべてのものは2度つくられる

7つの習慣 セルフ・スタディ

「すべてのものは2度つくられる」。 これから何かを始めるときは、常にこの言葉を念頭に置くようにしてください。いきなりそういわれても、何のことかわかりませんね。では、少し説明してみましょう。たとえば、家を建てるときのことを考えてください。

いきなり大工さんが柱を切り出して組み立てるわけではありません。途中で「もっとリビングは広くないと」「浴室はこっちにしよう」「子供部屋は共有じゃなく小さくてもいいから個室に変更しよう」などと、行き当たりばったりの変更が発生して、とても全員が満足できるような調和のとれた家を完成させることはできなくなってしまいます。

家をつくるときは、まずどんな家をつくりたいのかを考え、プランを練り、設計図を描くという作業を行います。そしてその後、大工さんがその設計図を基にして実際に家を建て始めます。 つまり、全体の設計を考えるのが1番目の創造、実際に組み立てるのが2番目の創造、ということです。 私たちはこういったことを無意識のうちに行っているものです。料理をつくるときはまず何をつくるかを漠然と考え、具体的なレシピを準備します。また、旅行に行くときも、まずどこに行くのか、滞在期間はどのくらいかなどといった大枠を決めた後に、実際の準備を始めることになります。

第一の創造、すなわちプランニングなくして行動はあり得ません。このことを、「ものごとは2度つくられる」という言葉で表現しているのです。 1度目の創造は「知的」につくられ、2度目は「物的」につくられるということです。最初はまず頭の中でつくり、次の段階でそれを物理的に創造します。 家づくり、料理、商品の開発と、「ものごとは2度つくられる」例を紹介しましたが、あなたの普段の生活や仕事の中で、「物事は2度つくられる」例を考えてみましょう。 どんなものが考えられますか?

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