第六の習慣 相乗効果を発揮する(シナジーを創り出す)
相乗効果に至るアクションプラン

7つの習慣 セルフ・スタディ

ひと言で相乗効果を発揮すると言っても、簡単なことではありません。

お互いの相違点を理解し、歓迎し、第3の案を生み出すためには、プロセスが必要なのです。以下に紹介するステップはあくまで参考ですが、最初はこのステップで進めてみてください。

■相乗効果に至るアクションプラン

1 問題あるいは時期をはっきりさせる

まずは、自分たちがどういう課題を持って、どんな問題をいつまでに解決しなければならないかを決めます。

2 相手の道(まず相手の考えを理解する)

本シリーズ「理解する力」(第五の習慣)で学んだ、話を「聴く」スキルを使って、相手の意見、主張を十分に理解します。

3 私の道(自分の考えを伝えることで、理解してもらうよう努める)

今度は勇気を出して、自分の意見を伝えましょう。相手の話を「聴く」ことができたのなら、相手もきちんと聞いてくれるでしょう。

4 ブレーンストーミング(新しい選択肢とアイデアを生み出す)

奇跡が起こるのはここです。想像力を駆使し、一人では絶対に思いつかないようなアイデアをみんなで考え出しましょう。他人のアイデアに対して決して批判せず、ニュートラルかつクリエイティブな姿勢で前進しましょう。一つアイデアが出れば、後はどんどん出てきますので、あきらめずにやりましょう。

5 よりよい道(ベスト・ソリューション:最善の解決策を見つけ出す)

最良のアイデアを採用し、後はひたすら実行するだけです。

協力し、相乗効果を発揮する考え方、方法を学んだならば、後は実践に移すのみです。あなたの仕事の中で、さっそく相乗効果を発揮するための計画を立ててみましょう。

まず、達成したい課題やテーマを決め、手帳かノートに記入します。あなたが普段から何とかしたいと考えていたことがあれば、それをテーマ、課題にするといいでしょう。同時に実行のスケジュールを決めます。いつブレーンストーミングを行い、いつまでに結果を出すのかを具体的に決めましょう。

あなたが営業マンならば、普段からマーケティングスタッフといっしょに仕事をしているはずです。そして、うまくいかないことのほうが多く、新しい仕事に対し、あまり気のりしていないかもしれません。

たとえば今回、あなたにはどうしても実現したいプロモーションのアイデアがあるとします。ところが、いつものパートナーであるマーケティングのスタッフは、「経費もかかるし、一社相手に特別なことをするわけにいかない」といっています。よくあるケースですね。

さて、あなたはどうすればよいのでしょうか。ここでの課題は「A社への売り上げを上げるための、経費のかからないプロモーションプラン」といった感じのものになるはずです。

最も適切なのは、マーケティング担当者のところに行き、「まずは君の意見を聞かせてくれないか?」とお願いすることです。

最初は相手も驚き、警戒するかもしれません。でも、あなたが、「協力し合って売り上げを上げる企画案をつくりたい」という思いを持って、真摯な態度をとり続ければ、やがて信頼関係に基づいたコミュニケーションが可能になるでしょう。何度もブレーンストーミングを行い、アイデアが出るまで根気よく続けてください。ブレークスルーの鍵は熱意と情熱です!

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