働き方は「手帳」で変わる

5役割から入れば、あらゆる行動が変わる

毎週、役割を意識し、活動できる手帳を持つ

私たちは、普段意識している以上に多種多様な役割を担っています。たとえば、夫、父親、息子、婿、甥、叔父、会社員、営業、上司、部下、友人(親友、サークル仲間、先輩、後輩など多数)、地域の住人、ペットの飼い主、よく行く店の常連など、他にもまだまだあるはずです。

フランクリン・プランナーは、毎週、役割を意識することができるので、あらゆる行動を変えることができる手帳です。

役割というアプローチから仕事を考える

役割というのは、人間関係における立場、責任を指します。役割意識を考えるうえで、重要となるのは、自分が自分に対して考える役割と、他者(自分にとっての重要人物)が自分に対して抱く役割が一致しているかどうかということです。それが役割意識から生まれるモチベーションに大きく影響します。

人は与えられた仕事については考えますが、役割というアプローチから仕事の意義や目的を考えることはほとんどないのではないでしょうか。そこに解決すべき問題や課題、対応すべきニーズが存在していることにもほとんど関心を向けていない可能性もあります。

しかし、自分が担っている(担うべき)役割を考えることは、ビジネスで結果を出すためには非常に有益かつ重要です。ですから、できるだけ正確に自分の役割について把握する必要があります。

組織人の役割は問題を解決すること

組織人は、何らかの問題や課題を解決するために存在しています。たとえば、売上を上げるというプラスの要素に向かって日々問題解決を図っている人がいる一方で、マイナス要素を抑えるために日々格闘している人もいます。

「どのような問題を解決するのか」ということがその人の役割なのであり、その問題が大きく難しいほど、その役割を担う人の組織内における存在感も大きくなります。また、そのインパクトが大きくなればなるほど、預かる組織も一般的には大きくなり、本人も昇進や出世を果たします。

ニーズに対応した役割を考える

役割とは課題やニーズに対応するものであり、それはあらゆる仕事に当てはまります。たとえば、クライアントからは新しい企画の発案者としての役割を期待されているのに、オペレーション的な仕事ばかりしていたのでは、ニーズと自分の認識する役割がずれていることになります。

また、「スピード感を持ったタイムリーな対応」というニーズに対して、「年に1回大型企画の提案をする」という役割を自任していては、話にならないわけです。これらはクオリティ以前の大問題ということです。

役割意識のズレを正す

ある営業課長はA社の売上を何とか確保し、年間1億円をキープするのが役割だと思っているのに対し、上司はB社やC社も含めて顧客をまとめて管理し、全体で3億円の売上を確保できる役割を担ってほしいという場合があります。

このズレは、課長はメンバーをまとめてチームとして導いていくことを役割だと思っているのに対し、上司はもっと実績や結果を出すのが役割だと思っているような場合です。なぜ、このような役割意識のずれが生じるのかというと、目標数字を提示し共有することはあっても、役割について話をする機会が少ないからです。

役割を定義し直すことでこうしたズレを解決することができ、あらゆる行動も変わってきます。

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