タイム・マネジメント4.0の世界へ

2011年、忘れられないこの年を期に、タイム・マネジメントにおいても大きく変化しました。

自分一人の成功を目指す時代から、周囲の人との相互協力によるソーシャル・ネットワーク化された社会づくりを目指す時代へ。単なる効率化を求めた「タイム・マネジメント」から、本当の効果ある生き方を求める「ライフ・マネジメント」へ。問題を片付けることで精神的な満足感を得ていた時代から、成果と成長を兼ね備えた真の効果性を得る時代へ。

この変化は、もはや一過性のものではなく、私たちの価値観そのものの変化であるといえます。

これまで大きな効率化を図ってきたタイム・マネジメント・ツールは、目標設定と優先順位の概念が付加された、いわゆる第三世代ツールと呼ばれるものです。しかし、能率・効率を追い求めるだけの従来の詰め込み型のタイム・マネジメントでは、「本当に大切なことは何なのか」が明らかにされておらず、長期的な視点や自分自身が見出す方向性も欠けているため、より大きなストレスと疲弊を生み出すことになってしまいました。

それに対し、タイム・マネジメント4.0では、これまでのどちらかといえば、短期的な能率・効率を目指すタイム・マネジメントに対し、長期的な成果を得続けることを目指します。

また、タイム・マネジメント4.0では、自分一人よがりの時間管理ではなく、周囲の人たちへの役割を果たすことで、信頼関係を築くことを志向します。

さらに、自分一人で完結するのではなく、周囲の人との相乗効果を発揮することを目指すのが、タイム・マネジメント4.0です。

長期に渡った成果、役割のバランスに基づいた信頼関係、相乗効果を発揮した大きな成果、これらを実現するために持たなければならない考え方、スキルがタイム・マネジメント4.0なのです。

新たな時代の新たなタイム・マネジメント実践術  タイム・マネジメント4.0 実践講座「ソーシャル時代のタイム・マネジメント」  ―人とつながり、人とコラボする、新たな時代の時間管理術

第1回 変わるタイム・マネジメント

第2回 モチベーション