1週間で果たす役割や1週間の計画を立てるフランクリン・プランナーのツール 「一週間コンパス」で人生が変わる!

私が生まれ変わった「一週間コンパス」

上條富彦

外資系事務機メーカーに直販営業として入社。入社1年目で年間最優秀営業マンに選ばれ、その後6年間トップ営業マンとして活躍。その後、文具・事務機器メーカーに移り、マネジメントをするかたわら自らも講師を努め、5年間にわたり新入社員研修から階層別研修に至るまで幅広い講師経験を積む。その後、新規事業立ち上げ準備室室長を歴任した後、自分のミッションを追求す るため、フランクリン・コヴィーのインストラクターとしての道を選択 し、 「自らが流れを変える人になる」をモットーに「7つの習慣®」他のインストラ クターとして活躍している。

現在のプランナーとは違いますが、コヴィー手帳(「7つの習慣」研修の初期に使われていた1週間のプランニング・ツール。コヴィー手帳と呼ばれ、現在の一週間コンパスに相当する)を使いはじめたことによって私の人生が変わりました。

毎週役割を設定し、その役割において今週一番重要なことは何かを計画し、反省する、このプロセスを1年ほど続けたのですが、本当に私は変わりました。

当時、家庭と仕事のバランスがどうやったらとれるのか苦悩していました。本当に仕事一辺倒でした。さまざまな家庭の問題の中で、父親として夫としてどのようにかかわればいいのかが分からなかったのです。しかし、この手帳によって、少しずつ糸口がつかめてきました。

毎週の役割を考え、目標を設定し、反省することを続けることで生活にバランスがとれてきました。まさに、私の「ワークライフバランス」がとれてきたのです。バランスをとりたいと考えていても、考えるだけではやってきません。こうした結果は行動の先にあるものです。

このプランナーはそれを教えてくれました。しかもそれが習慣になっていったのです。

1週間の役割を設定し、目標を設定することは、自分との約束をするということです。1週間の重要な行動について自分と約束し、そして反省する。日曜日の夜、時間として30分ぐらいでしょうか。本当に集中し、充実した時間を作るのです。それは、来週もここに向かっていくぞとモチベーションを駆り立ててくれた存在でした。

また、一週間コンパスは自分自身の役割についても問いかけてくれます。肉体、知性、社会・情緒、精神という4つの側面で、自分を磨く計画をたてることで、健康面や人間関係、精神的な充足という面も意識することになります。周囲に対する役割だけでなく自分自身をどのように高め、磨いていくかは本当に大切です。自分を磨かないと役割を果たすことなどできません。

この一週間コンパスのおかげで私の人生は変わりました。プランナーがなかったら、今の私はありません。今の仕事も選んでいないでしょう。本当に、プランナーで人生は変わります。

戻る