学びの秋に「一週間コンパス」で「自分を磨く」

いま、テレワークや在宅ワークへと働き方が大きく変わっていくなかで、多くの人が自分自身のスキルを向上させていくことの大切さに改めて気づかれたのではないでしょうか。

4つの側面で刃を研ぐ

「7つの習慣」の中では、「第7の習慣」として、自分自身の能力を高める必要について紹介していますが、人は、誰でも4つの側面を持っており、その4つをバランスよく磨くことが何よりも重要であるとしています。
4つの側面とは、「肉体」「社会・情緒」「知性」「精神」の4つで、できれば1日30分以上、4つの側面を磨く時間を計画するようにしてください。

「肉体」は文字通り、体を鍛え、健康を保つための活動です。その1週間だけ行うのではなく、習慣として身につけたいことですから、「ストレッチ運動」「30分圏内は必ず歩く」「禁煙」など、あまり気張らず、身近で確実に行えるテーマや活動目標を設定すると良いでしょう。

「社会・情緒」というと少し分かりにくいかもしれませんが、1人の人間として日ごろからどういう気持ちで生きていくか、また社会や他者とどう向き合うかということです。「旧友と会う」「お世話になった人に御礼にいく」など、人との人間関係を良好に保つための活動と考えてください。

「知性」では、あなたの長期的な目標やライフプランの実現に向けて、知識を蓄えたり、思考力を伸ばしたりすることです。知識の元となるのは、やはり読書でしょう。「企画関係の本を3冊以上読む」など、具体的な目標を挙げましょう。

「精神」はあなたの精神性を磨くための行動です。哲学を学ぶのもよいでしょうし、自然に触れる、ボランティアを行う、ヨガ、太極拳などを心身両面からのアプローチも有効でしょう。

一週間コンパスを活用する

フランクリン・プランナーには、週単位で行動計画を立てる「1週間コンパス」というツールが付属しています。「刃を研ぐ目標」と「役割ごとの目標」を設定します。
この「刃を研ぐ目標」のなかで、さきほどの自分を磨く計画を立てましょう。1週間という単位のなかで計画を立てることができれば、バランスのとれた生活が送れるようになるでしょう。

「一週間コンパス」はこちらから